2009年5月28日木曜日

立教大学ビジネスセミナーにて

今回のテーマは「中小企業の事業継承戦略」という経営者が必ず通過する。いわゆるバトンタッチについての講座であった。これまでは身内などに引き継ぐのが当たり前であった承継が今では外部またはM&Aによる売却などの比率がどんどん高まってきているようだ。相続の問題やそもそも承継して良い事業なのかなどの見極めなど諸問題が数多くある事には事前準備が必要と感じた。これからは承継する側の立場ではなく承継される側の立場で考えるのが基本であるという話には納得である。衰退していく会社を引き継がれた方はたまったものではない。成長の見込みがある会社を引き継ぐ、それ以外は廃業の道をとるのがお互いの幸せである。
これから日本でのマーケットを対象に事業を行うなら少子高齢とマーケットは成長ではなくグレーの前提で事業を行う時代に突入している。よってこれまでの中小企業の考え方では淘汰されるという話につきすまされた。これからは知識をため込むのではなくとことん「考える力」が必要である。との事これは諸外国などのMBAの基本であるという事実、日本全体のサラリーマン安定志向では日本国そのものが衰退するであろうという厳しいお言葉が締めくくりであった。

0 件のコメント: